シャープは2月16日、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」を拡充し、複合機でスキャンしたデータにタイムスタンプを付与する新サービスの提供を、2月下旬より開始すると発表した。価格はオープン。

  • タイムスタンプサービス

    タイムスタンプサービス

同サービスは、複合機でスキャンした請求書や領収書などの取引関係書類にタイムスタンプを付与し、データ保存・管理を効率化するもの。スタンプが付与された日時にそのデータが存在したこと（存在証明）、それ以降に内容が変更されていないこと（非改ざん証明）を電子的に証明できる。

同サービスには、サイトビジットが運営する電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」のタイムスタンプ機能を採用した。複合機の操作パネル上で同サービスを選択し、COCORO OFFICE IDでログインしてスキャンすると、タイムスタンプを付与されたデータがクラウド上に保存される。保存完了時にメールが届き、記載されたURLからタイムスタンプが付与された電子データを簡単にダウンロードできる。パスワードの設定も可能だという。

対応機種は、デジタルフルカラー複合機：MX-6171/5171/4171/6151/5151/4151/3661/3161/2661/3631/2631（MX-3631/2631はオプションの通信キット「MX-AMX2」が必要）。BP-70C26、BP-60C36/60C31/60C26、BP-40C36/40C26、BP-70C65/70C55/70C45、BP-50C65/50C55/50C45。対応フォーマットはPDF、タイムスタンプ付与上限は最大500ファイル／月。

今後は「COCORO OFFICE」対応のNAS「BP-X1STシリーズ」も、タイムスタンプサービスに対応する予定だという。