ソフォスは1月19日、LAN(ローカルエリアネットワーク)内のデバイスの接続、電源供給とアクセス制御を実行するネットワークアクセスレイヤースイッチ「Sophos Switchシリーズ」の提供を発表した。同社は2022年2月1日から日本での受注を開始する。

インターフェースの異なる2つのシリーズが用意され、8ポート、24ポート、48ポートのモデルから選択できる。「100シリーズ」には、1GEイーサネットポートおよびSFP、またはSFP+が装備されている。「200シリーズ」には、2.5GEポートおよびSFP+が装備されている。

同スイッチは、PoE (Power over Ethernet) に対応しているため、アクセスポイント、防犯カメラ、IP 電話などのPoE対応デバイスにイーサネットケーブル経由で電力を供給することが可能だ(一部のモデルは非対応)。管理インターフェイスにより、消費電力と残りの PoE バジェットを可視化できる。

また、同社が提供しているクラウドベースのサイバーセキュリティプラットフォーム「Sophos Central」を用いて、単一の画面で、他製品とともにスイッチを管理できる。なお、同プラットフォームによる管理では、スイッチの購入とは別に、サポートおよびサービスのサブスクリプション契約が必要となる。

このほか、ローカルWebインターフェースやCLI(コマンドラインインターフェース)、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いてスイッチの管理や設定変更を行える。ローカルWeb 、CLI、SNMPによる管理はスイッチの購入価格に含まれる。