Confluent Japanは11月11日、メルペイがGoogle Cloud 上で稼働するイベントストリーミングプラットフォーム「Confluent」を採用したと発表した。

Confluentは、オープンソースの分散メッセージングシステム「Apache Kafka」を企業が利用できるよう、イベントストリーミングを大規模に展開するための機能を追加し、セキュアなプラットフォームに拡張したもの。

メルペイをリアルタイムの顧客サポートを行い、顧客に正確で最新の情報を提供するためのインフラストラクチャを必要としていたが、そのインフラストラクチャにはリアルタイムと過去のデータを統合し、複数の既存マイクロサービスやデータベースからのデータを送る機能、素早く簡単にサービスデリバリーを実現するデータ接続機能などが必要だったが、利用していたバッチ処理のインフラストラクチャでは実現できていなかったという。

メルペイはConfluentの導入により、課金取引の大量なデータ処理を行い、確実で安全なデータパイプラインを構築することが可能になるとともに、ビジネス全体に自動化とクラウドネイティブな体験を実現している。

  • Google Cloudで利用可能なConfluent Cloud