モデルナは10月25日(米国時間)、同社の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向けワクチンの6~11歳の子供を対象とした第2/3相臨床試験の中間結果として、強い中和抗体反応などを確認したことを明らかにした。
治験には6~11歳の子供4753人が参加。一般的な接種量の半分となる50μgを28日間隔で2回接種し、その有効性の評価が行われた。その結果、2回目の接種から1か月後には強い免疫反応が確認されたという。また、主な副反応としては、倦怠感や頭痛、発熱、注射部位の痛みなどが確認されたという。
なお同社ではこれらのデータを当局に提出する予定としている。すで米国ではファイザーが新型コロナワクチンが5~11歳向けに緊急使用許可を申請しており、近くFDA(米国食品医薬品局)が承認に関する審議を行う予定としている。