KDDIは10月7日、同社が提供している「KDDI IoTクラウド Data Market」において、バス利用実績などのデータとKDDIの位置情報ビッグデータを組み合わせ、地域住民の移動手段を可視化する分析サービス「モビリティ可視化レポート」を、同日から提供開始することを発表した。
「モビリティ可視化レポート」は、auスマートフォンユーザーの位置情報ビッグデータやバス利用実績データなどのデータを組み合わせて分析するレポート。
従来のパーソントリップ調査のみを用いた分析手法とは異なり、データサンプル数が多くデータ鮮度が高いため、時間帯別、OD別、移動手段別(鉄道/バス/自動車/徒歩)の人数を精緻に可視化できるという。
建設コンサルタントの交通工学の知見を元に分析し、顧客に必要なレポートをオーダーメイドで作成することで、地域住民の移動手段を高い精度で把握でき、最適な施策を検討できるとしている。