AMDは9月29日(米国時間)、2025年までにAIトレーニング(学習)やHPCにおけるアプリケーション向けに、「AMD EPYC」 ならびに「AMD Instinct」アクセラレータのエネルギー効率を30倍に高める目標を発表した。

アクセラレータを活用する必要があるAIやHPCの分野が社会的に担う役割が大きくなっている一方、スーパーコンピュータ(スパコン)を例に取るまでもないが、その消費電力は増加の一途を辿っており、さらなる省エネルギー化を実現する技術が求められている。

AMDによると、エネルギー効率30倍という目標は、2025年に数十億kWhの電力を節約し、そのようなシステムが1回の計算に必要な電力を5年間で97%削減することを意味するとしている。