エヌ・ティ・ティ・ビズリンクは8月10日、市販の360°カメラとスマートフォンにより即時に建物の3D-Viewを作成して一元管理できるサービス「Beamo」を、同日から提供開始すると発表した。

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「Beamo」は、市販の360°カメラとスマートフォンにより簡単・即時に建物の3D-Viewを作成できるサービス。

市販カメラで容易に撮影でき、スマートフォンのジャイロ機能を活用するためGPSが使えない室内でも自動で撮影位置を特定して、人手を介さず図面上に撮影ポイントをプロットする。撮影データをクラウド上にアップロードすれば、即時に3D-Viewを作成することが可能で、撮影データは日本国内のクラウド上でセキュアに保管するという。

作成した3D-View内にあるメジャー機能を使って寸法の測量が可能。運搬経路や設置スペースの確認がバーチャルで可能なため、何度も現場へ足を運ぶ必要がなくなる。3D空間上にタグ付けでき、注意事項などを動画や画像や文章で埋め込むことが可能。また、建設から運用、建物の解体に至るまで、建物設備のライフサイクルにおいてその時々の状況をデータ量無制限で保管できるということだ。

利用シーンとして、現場調査の代替や事前準備、事後報告、現場や設備に関する情報の集約管理、3D空間上への情報埋め込み機能を活用した研修素材の作成、現場作業前の危険個所の事前確認、建物の案内ツアーや監査対応などを想定している。

 

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