NTTドコモ(ドコモ)は7月15日、5Gや「映像・AI」「XR」「ロボティクス」などの先進技術を活用したソリューション体験・実験の場を全国各地に拡大し、地域の産業を支える企業との協創によるDX(デジタルトランスフォーメーション)やイノベーション推進を目的とする、地域の人材・技術の交流の場「ドコモ 5G DX スクエア」の取り組みを開始した。

同取り組みは、国内10カ所に展開するドコモ5Gオープンラボに加え、ドコモの「瞬速5G」エリアにおいて、先進技術を活用したソリューションなどを体験・実験できる場所を拡大するものだ。同社の目的に賛同する地域のパートナー各社が運営する、5Gイノベーション施設などとも連携し、各施設のテーマにあった幅広い業種ノウハウや事例にも触れられる。

  • 「ドコモ 5G DX スクエア」の取り組みイメージ

各拠点では現地での体験や見学だけでなく、テレワーク時代の新しい働き方への対応を視野に、5G映像伝送ソリューションなどを用いた遠隔からの参加も可能とする。

当初は、ドコモ5Gオープンラボにドコモが運営する2つの「体験・情報発信拠点」とパートナー企業が運営する5つの「業界専門拠点」を追加した、合計17拠点で展開し、体験・情報発信拠点を中心に2022年3月末までに全国50拠点での提供を目指す。

  • 体験・情報発信拠点の一つ、「ドコモ 5G DX スクエア」赤坂拠点の様子