オリンパスと日立は1月6日、超音波内視鏡システム(Endoscopic Ultrasound:EUS)の共同開発およびEUSで使用する超音波診断装置と関連製品を、日立が今後も継続して供給する5カ年契約に合意したと発表した。
EUSは超音波内視鏡と超音波診断装置を組み合わせたシステムで、がんをはじめとする肝臓、すい臓、気管支の疾患の進行度合いの評価や低侵襲治療などに幅広く使用されているという。
日立の画像診断関連事業は、国内外の競争法その他の法令などに基づき必要なクリアランス・許認可などの取得が完了することを条件として、富士フイルムへ譲渡される予定であり、同合意は富士フイルムへ譲渡された後も継続されるとしている。