日経BPコンサルティングは11月25日、14年目になる「大学ブランド・イメージ調査 (2020-2021)」の結果を発表した。首都圏編では、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の120校を対象に、49のブランド・イメージ項目の得票率を束ねて大学ブランド総合力を算出している。
首都圏の主要大学120校における「大学ブランド総合力」は、東京大学(87.3ポイント)が第1位となった。これに、早稲田大学(83.7ポイント)、慶應義塾大学(82.4ポイント)が続いているが、順位は前回と変わらない結果となった。
この3校は総合力上昇ランキングでもトップ3となっており、4位以降との差は広がったが、3校の上昇スコアが慶應、早稲田、東大の順になっているため3校間のスコア差は小さくなったという。
同調査では、「一流」「躍動感」「想像力」「グローバル」「地域貢献」「上品・誠実」といった6因子別でもランキングを集計。各因子の第1位は、「一流」が東京大学、「躍動感」が早稲田大学、「創造力」が東京大学、「グローバル」が東京外国語大学、「地域貢献」が東京農工大学、「上品・誠実」が学習院大学となっている。