三井住友カードとビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は11月20日、次世代決済プラットフォーム「stera」を活用し、均一運賃に加え、乗降情報から運賃計算を行う距離制運賃(距離に基づき変動する運賃)にも対応した決済ソリューションの提供を開始すると発表した。

その第一弾として、2020年11月25日よりWILLERと共に、京都丹後鉄道で均一運賃・距離制運賃に対応したVisaのタッチ決済の取り扱いを開始する。鉄道におけるVisaのタッチ決済の導入は国内初という。

  • Visaのタッチ決済に対応したカードやスマートフォンを端末にかざすだけで乗降可能

同サービスは、「stera」と QUADRACの公共交通機関向けシステムを連携することにより、運賃計算や、リスク管理、さらには企画券などのさまざまなサービスをクラウド経由で提供することが可能になるほか、乗降時にVisaのタッチ決済に対応したカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマートフォンなどを車内・駅構内に設置された決済端末にかざすだけで乗降が可能となる。