宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月15日、2020年12月に地球帰還する予定の小惑星探査機「はやぶさ2」の地球帰還後に実施する拡張ミッションの行き先に、小惑星「1998KY26」を選定したことを明らかにした。

JAXAは2020年7月、地球帰還後に実施する拡張ミッションとして、今回の小惑星「1998KY26」ともう1つの小惑星「2001 AV43」の2つを最終候補としており、その後、詳細な技術的成立性などを検討を進めてきた結果、「1998KY26」の方が実現可能性が高いと判断し、決定したという。

今後、はやぶさ2は地球帰還後、リュウグウのサンプルが入ったカプセルを地球に投下。その後、軌道を新たなミッションに向けて変更し、2021~2026年中ごろまで巡行運用を行った後、小惑星「2001 CC21」をフライバイし、2027年下期に1回目の地球スイングバイを、2028年上期に2回目の地球スイングバイをそれぞれ行い、2031年下期に目標である小惑星「1998 KY26」に到着する予定となっている。

  • はやぶさ2

    はやぶさ2の拡張ミッションの選定概要 (C)JAXA