日機装は5月27日、同社が製造・販売する空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」に搭載されている自社開発の深紫外線LEDの照射で、新型コロナウイルスの不活化に対する効果を確認したと発表した。

同成果は同社と宮崎大学の共同研究によるもので、試験の概要としては、プラスチックシャーレに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の液を滴下し、そこに深紫外線LEDを照射、その後、感染価の測定を行ったという。

その結果、感染価の減少率は、30秒、60秒の照射でともに99.9%以上(検出限界値である20PFU/ml未満)であったという。

  • 深紫外線LED

    日機装が手掛けている深紫外線LEDのパッケージ