KDDIは3月2日、IoTのグローバル展開を推進する企業に対し、データの収集から蓄積、見える化、活用までワンストップで提供する「グローバルIoTパッケージ」の提供を開始した。価格は基本サービスでクラウドサービス導入費が64万円、データ蓄積・API連携プランTが月額27万8000円、データ蓄積・見える化プランTが同31万8000円。

新サービスは、2018年6月に発表したIoT世界基盤として初となるパッケージサービスで、東芝デジタルソリューションズおよびソラコムとの協業でクラウド・通信回線・通信デバイスをワンストップで提供する。

  • サービスの概要

    サービスの概要

東芝デジタルソリューションズの設備メーカー向けアセットIoTクラウドサービス「Meister RemoteX」のサービス構成を採用し、データの見える化やAPIを提供することにより、既存システムとの連携、収集データを活用したサービス・システムの開発を可能としている。

  • ラウドサービスのイメージ

    クラウドサービスのイメージ

また、ソラコムのグローバルローミングSIMと電波関連法規認証取得済み端末のセット提供により、対象国でのスムーズな利用開始をサポートし、実証実験や少数の商用開始にも対応できるという。

プランは「データ蓄積・API連携プランT」と、「データ蓄積・見える化プランT」の2つのプランを提供し、ユーザーのニーズに応じて選択を可能としている。

  • プランの概要

    プランの概要