米Microsoftは1月22日 (現地時間)、昨年10月に発表したSurfaceのデュアルスクリーン・デバイス向けのソフトウェア開発キット (SDK)のプレビューを発表した。22日に「SDK for Microsoft Surface Duo」プレビュー版をリリース、またWindows 10X向けの開発サポートを含む「SDK for Windows 10」のプレビュー版の提供を数週間中に開始する。

同社は昨年10月に米ニューヨークで開催したSurfaceイベントで、5.6インチのデュアルスクリーンを備えたAndroidデバイス「Surface Duo」、デュアルスクリーンPC向けにデザインしたOS「Windows 10X」と同OSを採用したデュアルスクリーンデバイス「Surface Neo」を発表した。Surface DuoとNeoは、2020年ホリデーシーズンに登場する予定だ。

  • Surface Neo

    9インチのディスプレイを2枚装備し、360度回転するヒンジで自由に折りたためる「Surface Neo」

SDK for Microsoft Surface Duoのプレビューリリースは、DisplayMask APIやHinge Angle SensorなどSurface DuoのデュアルスクリーンをサポートするNative Java APIを含み、「Android Studio」でSurface Duoのイメージ (プレビュー)を備えたAndroid Emulatorを利用できる。

  • Surface Duo

    Microsoftが手がける2画面Androidデバイス「Surface Duo」

SDK for Windows 10のプレビューリリースは、Windows 10Xのデュアルスクリーン機能をサポートするNative Windows API、Windows 10Xでの動作をシミュレートするためのデュアルスクリーンHyper-Vエミュレーター (Microsoft Emulator)を含む。動作要件は、64-bit Windows 10の最新のWindows Insidersプレビュー・ビルドが動作するPC (4コア以上の64bit CPU、8GB以上のRAM、Direct X 11.0以降をサポートする単体GPU)。

  • Microsoft Emulatorデュアルスクリーンにおけるアプリの表示パターン

    Microsoft EmulatorでシミュレートしたWindows 10X

プレビューSDKを発表した公式ブログ記事で、同社は現時点におけるデュアルスクリーン・デバイスでのアプリの基本的なふるまいについて説明している。アプリを起動すると、デフォルトでは2画面の片側に表示される。ユーザーのアクションで2画面ポートレートまたは2画面ランドスケープに広げられる (Span)。開発者は全画面表示されるようにプログラムできるが、2画面に広げるSpanはユーザーのアクションに限られる。

  • デュアルスクリーンのレイアウト

    デュアルスクリーンにおけるアプリの表示パターン