NECは9月25日、パートナー企業のビジネス創出を支援するため、「NEC 共創コミュニティ for Partner」を10月1日に開始すると発表した。

ここでいうパートナーとは、ソリューションパートナー、セールスパートナー、テクニカルパートナーを指し、2019年8月現在で455社あるという。

  • 対象のパートナー

新施策である「NEC 共創コミュニティ for Partner」は、生体認証、AI/RPA、IoT、ITインフラストラクチャーの4つの領域に対して、「NEC 共創コミュニティfor IoT」「NEC 共創コミュニティfor 顔認証」など技術アセットを活用するための8つのプログラムを用意するとともに、ソリューションの共創や販売連携、パートナー同士の連携強化などの支援を行う。

  • ソリューション創出に向け4つの領域に対して、8つの共創プログラムを用意

ソリューションの共創に向けて、NECのデザイン思考フレームワークを活用し現状の課題共有からビジネスアイデア立案までを無償で支援する「共創ワークショップ」と、アイデアの事業化に向けた仮説検証・技術検証・実証などを有償で支援する「事業化支援サービス」を提供。

「共創ワークショップ」は、シェアオフィス「WeWork」を活用し、外部の企業・ビジネスパーソンとの共創活動で蓄積した知見をアイデア立案に活かす。

また、企業向けショッピングサイト「得選街」で共創ソリューションの販売連携を行うほか、ノウハウ共有による技術力強化やアイデア共有に向けパートナー企業間でのコラボレーションを促すコミュニケーションサイトを開設する

  • 共創プログラムのほか、販売支援やコミュニケーションサイトを提供

さらに、新規ビジネスの検討や具体的な商談に対して、NEC を含めた複数の企業をマッチングするサービスも順次提供していく予定。