日立製作所は9月18日、日立グループの米国子会社であるHitachi Vantara(日立ヴァンタラ)とHitachi Consulting(日立コンサルティング)を統合し、新会社「Hitachi Vantara」として、2020年1月に発足させると発表した。

今回の統合により、グローバルでの成長に向けてフロント機能とデリバリー機能を強化し、日立のITセクターにおける、顧客やパートナーとの協創の拡大やサービス提供の迅速化に取り組む。

新会社はグローバルなフロント機能とデリバリー機能の中核として、日立グループ全体と連携することにより、デジタルイノベーションを加速するLumada事業を牽引し、デジタル技術を用いた新たな価値の創造と社会課題の解決に取り組む。

日立ヴァンタラは、ストレージやクラウドサービスに加え、日立のOTとITの強みを融合したデジタルソリューションのグローバル展開を推進するため、2017年9月にHitachi Data Systems Corporationが社名を変更して発足した会社。

新会社発足にあたっては、日立ヴァンタラと日立コンサルティングを傘下に置く、Hitachi Global Digital Holdingsの取締役会長である德永俊昭が新会社の取締役会長とCEOを兼務する。