米Inforの日本法人であるインフォアジャパンは8月26日、クラウドBIプラットフォーム「Birst」の新版「Birst 7」を、同日より日本で提供を開始したことを発表した。

Birstは、「ネットワークBI」というコンセプトをもとに設計された、マルチテナント対応のクラウドベースのBIプラットフォーム。

その新版である「Birst 7」では、単一のプラットフォームで中央管理されたエンタープライズ分析と分散した各部門の業務担当者によるセルフサービス分析を提供するための機能が強化された。

新機能として、中央管理された（エンタープライズ分析用）テナントと分散管理された（セルフサービス分析用）テナントをワンクリックで作成できる、統一された使いやすいインターフェイスが追加された。

また、特許取得済みのAutomated Data Refinement (ADR)テクノロジーにより、大規模で複雑なスキーマのモデリングが可能となったほか、機械学習アルゴリズムにより従来ユーザーが活用できなかったインテリジェントなインサイトを提供する。

さらに、クラウド上で網羅的に管理可能な「Birst Connect 2.0」コネクティビティ・フレームワークが追加されたのに加え、完全なアプリケーション・メタデータとユーザー定義オブジェクトのローカライズを、日本語を含む40以上の言語で実現した。

このほか、変数や行レベルのセキュリティを管理するセルフサービス向けインターフェイスやクローニング管理機能、セルフサービス向けデータ準備機能、印刷可能なフォーマット化された出力を生成するAPIエンドポイント機能などが追加された。