LINE Payは6月17日、コミュニケーションアプリ「LINE」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、韓国の「Naver Pay」との連携を開始すると発表した。

LINE Payは昨年11月に、「LINE Pay」加盟店が訪日インバウンド需要の取り込みを支援する「LINE Pay Global Alliance構想」を発表。「Naver Pay」との連携はその一環となる。

同日より、「LINE Pay」への加盟店申請を行うと、「Naver Pay」の加盟店申請、審査などの手続きも同時に行うことが可能になるほか、売上も「LINE Pay」と合算して管理できるようになる。

これまで、店舗側が新たに決済サービスを導入する際は、それぞれ導入手続きが別途必要とされるなど、加盟店にとって二度手間とも言える事務作業が発生していた。

「Naver Pay」への対応申請を完了した加盟店は、POSレジの改修やQRコードの差替えは不要。「LINE Pay」と同様に、「Naver Pay」ユーザー側が提示したバーコードをPOSで読み取ったり、店舗に掲示したQRコードをユーザーの「Naver Pay」のコードリーダーで読み取ったりしてもらうことで決済可能になる。

  • 「LINE Pay」と「Naver Pay」が連携

今後、中国のSNSアプリ「WeChat」を展開するTencentとの戦略的提携により、「WeChatPay」との連携も予定されている。