ウイングアーク1stは、文書データ活用ソリューション「SPA Ver.10.1」を、2月28日より発売すると発表した。OCRエンジンとして、EduLabのAI OCR「DEEP READ」を追加し、標準機能(年間利用権30万画像/越える場合は別途従量課金による有償提供)として提供する。また、誤認識修正機能を強化した。

新バージョン「SPA Ver.10.1」では、これまで提供してきた3種類のOCRエンジンに加えて、EduLabが提供するディープラーニングに基づくAIを活用した手書き文字のテキストデータ化サービス「DEEP READ」を標準機能として提供する。

なおクラウドサービスを利用できない場合のために、オンプレミス版の提供を予定している。

また、誤認識修正機能を強化し、画面上のイメージを見ながら、認識した値を修正できるインターフェースを用意し、誤認識が多い箇所をハイライトさせ、正確度に合わせて色をつけて表示できるという。さらに、各種申込書類やアンケートに手書きで記入した丸囲いをデータ化できるようになった。

そのほか、SPAのオプションとして「SPA 可視化オプション」を追加。「SPA」にアーカイブされたデータをリアルタイムに可視化することができるという。

パッケージ版の価格は、3,795,000円(税別/初年度の保守費込)~、クラウドサービス「SPA Cloud」は、3月18日より提供を開始し価格は、50,000円/月(10ユーザー、税別)~。