パーソルキャリアは12月3日、同社が運営する転職サービス「dodaにおいて、「平均年収ランキング2018」を発表した。同ンキングは、2017年9月から2018年8月にかけて、dodaエージェントサービスに登録した約36万人のデータから、正社員として働く20歳~65歳までのビジネスパーソンの平均年収をもとに、女性の平均年収を職種別、年代・年齢別、都道府県・エリア別にまとめたもの。

2018年の女性の平均年収は348万円となった。職種別では、「業務改革コンサルタント(BPR:Business Process Re-engineering)」が642万円で第1位となった。これに、「弁護士」(632万円)、「アナリスト(金融系専門職)」(603万円)が続く。

女性と男性でランキングの順位の差が大きかった職種は、「リサーチ・市場調査」(女性16位:489万円・男性44位:536万円)、「薬剤師」(女性22位:464万円・男性40位:541万円)、「データアナリスト・データサイエンティスト」(女性24位:463万円・男性49位:526万円)、「広報・IR」(女性29位:442万円・男性50位:525万円)で、企画・管理系職種に多く見られるという。

年代別では、20代の平均年収が319万円、30代が382万円、40代が413万円、50代以上が442万円という結果になった。

都道府県・エリア別では、女性の北海道・東北エリアの平均年収が312万円、関東エリアが368万円、東海エリアが326万円、北信越エリアが308万円、関西エリアが326万円、中国・四国エリアが313万円、九州・沖縄エリアが308万円となった。

  • 女性の職種別平均年収ランキング 資料:パーソルキャリア