LeapMindは、プログラミング不要な組込みディープラーニングモデル構築ソリューション「DeLTA-Lite(デルタライト)」のユーザーからの要望を受け、組込みディープラーニングの導入検証をさらにスムーズに行うために3種類のサポートパッケージの提供を開始したと発表した。
3種類のサポートパッケージはユーザーの状況に合わせて選択できるようになっている。
まず「DeLTA-Plan」は、組込みディープラーニングの導入へ向けたコンサルティングサービスで、課題に対する組込みディープラーニングの親和性評価を行う。また、製品化までに必要な開発検証ステップの可視化する。ディープラーニングを導入検討したいユーザー向けに目的設計やステップの進み方などのコンサルティングを行う。
次に「DeLTA-Liteクイックスタートトレーニング」は、DeLTA-Liteの使い方ハンズオントレーニングで、組込みディープラーニングの基礎を習得する。また、汎用データを使ったDeLTA-Liteの操作と推論結果の理解を深め、さらにトレーニング画像の品質と推論モデルの関係性を把握させる。DeLTA-Liteを初めて利用するユーザー向けに、ディープラーニングの基礎やモデル作成に必要な工程やノウハウを習得するプランとなっている。
さらに「DeLTA-Liteモデル構築アドバイザ」は、DeLTA-Liteの推論モデル可視化するもの。 テスト結果の分析やトレーニング画像のヒートマップの提示、データセットの有効性を検証する。DeLTA-Liteを活用しているユーザー向けに、構築中のモデルを可視化・分析し性能を上げるための方法をアドバイスする。
今回の3種類のサポートパッケージでは、組込みディープラーニングの検討段階からスムーズな開発移行までをサポートする。これにより、ユーザーはディープラーニングに関する事前知識や技術、専門家が必要なく、ディープラーニング技術を活用できるようになるという。