popInは10月19日、スーパーホテルと提携し、同日にグランドオープンした「スーパーホテル プレミア銀座」の11客室へ、3in1スマートライト「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」を導入したことを発表した。

加えて同社は、USEN-NEXT GROUPのアルメックスとも協業し、宿泊者の睡眠中の呼吸や心拍数、体の動き、睡眠サイクル(睡眠の深さ)、睡眠時間のデータに基づき睡眠の質を評価し、健康の管理・維持に役立つ情報を提供するアプリ「Sleep Data」を導入する。

3in1スマートライト「popIn Aladdin」とは、プロジェクターとサウンドシステム、シーリングライトが一体となった新しいスマートライト。ホテル客室に同ライトを導入することで、「宿泊者がスマートフォンで撮影した思い出の写真・動画を大画面に映し出して楽しむ」などの体験を可能にする。

  • popIn Aladdinを天井に設置すると、壁に大画面で映像を映し出せる

また、アメックスの提供するアプリ「Sleep Data」は、ベッドのマットレスに設置した睡眠センサーとAndroid TVを利用し、宿泊客がリモコン操作で簡単に睡眠状態(心拍・呼吸・体動)と睡眠環境状態(室温・湿度)を記録し、分析結果を表示できるというもの。導入先の宿泊施設では、宿泊客の生体データを観測し客室ごとに集計することで、客室の居心地や寝心地の良さなど、客室の快適度合いを示す指標を形成することも可能となる。

  • popIn AladdinでSleep Dataアイコンおよび映像を映し出せる