面白法人カヤックは、フランスで行われた国際的ミーティング「世界ファブラボ会議」において、鎌倉市が行った「Fab City宣言」に賛同し、Fab City構想の実現に向けて、ファブラボ鎌倉と協業し、新たなものづくりを通じた地域活性化に取り組んでいくことを発表した。
ファブラボは、デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、世界80ヶ国1000箇所以上に広がる実験的な市民工房のネットワーク。同社では、2017年3月から鎌倉市御成町に古民家Make Roomを構え、3Dプリンタやレーザーカッターなどの設備を持つ新しいものづくりのラボとして活動している。同社は、ファブラボと組み、子ども向けワークショップ「ツクルンダ!!︎村」開催などを通じて、地元の子どもたちにプログラミングや電子工作の経験をしてもらうなど、新たなものづくりの形を発信してきた。
そして、7月12日、フランスで行われた各国のファブラボ関係者が集まる国際的なミーティング「世界ファブラボ会議」において、鎌倉市が行った「Fab City宣言」に対し、同社はこの宣言に賛同。今後も、Fab City構想の実現に向けて、テクノロジーとクリエイティビティを使った地域活性化に引き続き取り組んでいくということだ。