DMM.comとSTVV、Candee、トランスコスモスの4社は6月1日、STVVが運営するサッカー ベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVにおいてスタジアムのICT化を目指した「Connected Stadium(コネクテッドスタジアム)事業」を開始することを発表した。

  • シント=トロイデンVVのスタジアムICT化

Connected Stadium事業で4社は、スタジアム内の高速インターネット環境のもと、デジタル技術により、観戦チケット購入や駐車場の予約、スタジアムでのグッズ/飲食の購入などがスマートフォン1つで完結できるSTVV公式アプリの開発を進めている。

これにより、スポーツ観戦の利便性を高め、試合前から試合終了後まで楽しむことができるコンテンツやサービスを提供予定。さらに、スタジアムを起点に周辺地域やコミュニティの活性化にもつなげ、地域とともに発展を目指していくという。

各社の役割として、DMMはSTVVへのIT支援および開発リソースの提供やファシリテーションを担当。STVVはコンテンツ導入後の現場運営などを担当する。

Candeeは、海外スポーツ領域の動画マーケティング支援の実績を元に、海外事例の市場調査、マーケティング活動を積極的に行い、Connected Stadium事業全体のマネジメント、STVV公式アプリのコンテンツ提案・支援を担当。トランスコスモスはSTVV公式アプリの開発および運用を支援するとともに、子会社であるplaygroundが提供する電子チケット発券システム「QuickTicket」の導入や、スタジアムで利用するローカル通貨のJetonデジタル化、動画をはじめとするデジタルコンテンツの拡充と販売面の強化など、テクノロジーの導入コンサルティングから運用までをワンストップで提供していく。