Q-Successは2018年3月19日(ドイツ時間)、「12.8% of all websites now use a Tag Manager, up from 0.9% four years ago.」において、タグマネージャを使用するWebサイトが全体の12.8%に到達したと発表した。過去4年間で0.9%から12.8%まで増加している。タグマネージャのシェアは長期にわたって増加傾向を続けているが、2018年に入ってから急増している。今後、タグマネージャのシェアがどのように推移していくのか注目される。

  • Google Tag Managerシェア推移グラフ 2014年1月1日〜2018年3月20日 - 資料: Q-Success提供

    Google Tag Managerシェア推移グラフ 2014年1月1日〜2018年3月20日 - 資料: Q-Success

  • ベンダ別タグマネージャシェア推移 2014年1月1日〜2018年3月20日 - 資料: Q-Success提供

    ベンダ別タグマネージャシェア推移 2014年1月1日〜2018年3月20日 - 資料: Q-Success

実際に利用されているタグマネージャとしては、Google Tag Manager、Adobe DTM、Yahoo Tag Manager、Signal、Tealium、Ensightenなどがある。中でもGoogle Tag Managerが高いシェアを確保しており、95%以上がGoogle Tag Managerによって占められている。

タグマネージャはさまざまなページタグの一括管理可能にするサービス。Google Tag Managerはトラフィックがそれほど高くないサイトで多く使われている。逆にTealiumはトラフィックの多いサイトで使われるという傾向がある。