Amazon Web Servicesは11月13日、ローカルリージョンとしては初めて Asia Pacific (Osaka) Local Region(AWS 大阪ローカルリージョン)の利用が可能になったと発表した。大阪ローカルリージョンの利用には、申し込みと審査が必要。

大阪ローカルリージョンの提供については、2017年5月31日のAWS Summit Tokyo 2017の基調講演でアナウンスされていた。

AWSのリージョンは、複数かつ地理的に分離されたアベイラビリティゾーンから構成される。アベイラビリティゾーンとは、 1つの障害が可用性に影響を与えるリスクを大幅に減らすため、地理的に離れた地点に位置する一方、迅速なフェイルオーバーが求められる事業の継続性に関わるアプリケーションのニーズを満たすため、十分近い距離に位置する独立したテクノロジーインフラストラクチャ。

大阪ローカルリージョンは、当初、単一のアベイラビリティゾーンのみを提供し、データセンター間をこれまで以上に地理的に離すことで、特定のアプリケーションのニーズに対応する。

大阪ローカルリージョンは、東京から400キロメートル離れているため、 東京リージョンから離れた場所に、拡張可能なデータセンターが必要な場合に適しているという。

大阪ローカルリージョンのみの利用は不可能であり、利用にあたっては、申し込みおよび審査が必要。