Amazon Web Services

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Amazon Web Servicesは2018年1月30日、「水門は開いた – EC2 インスタンスのネットワーク帯域幅が増大|Amazon Web Services ブログ」で、すべてのAWSリージョンにおいて、EC2 インスタンスのネットワーク帯域幅が拡張されたと伝えた。

主な仕様は次のとおり。

  • EC2-S3間 - 送受信通信量の帯域幅上限を5Gbpsから25Gbpsへ引き上げ。S3上の大規模データへのアクセスやバックアップ、リストアの用途に有益
  • EC2-EC2間 - 同一リージョン内プライベートIPv4またはプライベートIPv6通信において、シングルフロー通信最大5Gbps、マルチフロー通信最大25Gbpsを実現
  • EC2-EC2間(クラスタプレイスメントグループ) - 同一クラスタプレイスメントグループ内において、シングルフロー通信で低レイテンシ10Gbps、マルチフロー通信で低レイテンシ25Gbpsを実現

拡張された帯域幅を活用するには、現行世代のEC2インスタンス上でENA(、Elastic Network Adapter)対応の最新AMI(Amazon マシンイメージ)を利用する必要があるとされている。AMIはAmazon Linux、Ubuntu 14.04/16.04、RHEL 7.4、SLES 12、Windows Server (2008 R2、2012、2012 R2、2016)、AWS MarketplaceのFreeBSD AMI、VMware Cloud on AWSなどがENAに対応している。