インターネットサービス企業のNetcraftは2018年1月19日(米国時間)、「January 2018 Web Server Survey|Netcraft」において、1月のWebサーバのシェア調査の結果を発表した。2018年1月はどのメトリックスにおいてもNginxがシェアを増やしたという。Webサイト全体のシェアを見ると、Microsoftが31.85%、Apacheが27.21%、Nginxが25.39%となっており、三つ巴の状況になりつつある。
2017年7月には53%までシェアを増やしたMicrosoftだが、以降はシェアが下降。これに反応するようにNginxがシェアを増やしている。Apacheも2017年末からシェアを増やしており、Microsoftのシェア減がほかのWebサーバのシェア増につながっていると見られる。
トップ100万ビジーサイトではApacheが37.03%、Nginxが30.46%と両者のシェアがかなり近くなってきている。Apacheは長期にわたって下落傾向を続け、Nginxが長期にわたって増加傾向を続けている。トップ100ビジーサイトではApacheからNginxへの移行が続いており、このままの傾向が続けば2年以内には両者の順位が逆転することが予想される。