TIOBE Softwareから、2018年1月のTIOBE Programming Community Index (PCI)および2017年に最もインデックス値を伸ばしたプログラミング言語アワードが発表された。2017年プログラミング言語・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはC言語となった。

C言語は2017年も1.67%の増加を見せた。この値は決して大きくはないが、他のプログラミング言語の増加分がかなり小さかったため、今回の結果につながったという。

一方、TIOBE PCIは複数の検索エンジンの検索結果から対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2018年1月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 14.215%
2 C 11.037%
3 C++ 5.603%
4 Python 4.678%
5 C# 3.754%
6 JavaScript 3.465%
7 Visual Basic .NET 3.261%
8 R 2.549%
9 PHP 2.532%
10 Perl 2.419%
11 Ruby 2.406%
12 Swift 2.377%
13 Delphi/Object Pascal 2.377%
14 Visual Basic 2.314%
15 Assembly language 2.056%
16 Objective-C 1.860%
17 Scratch 1.740%
18 MATLAB 1.653%
19 Go 1.569%
20 PL/SQL 1.429%
  • 1月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    1月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 1月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    1月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

2017年はアワードを受賞するレベルに到達しなかったものの、16位から8位へアップしたR、44位から23位へアップしたErlang、89位から39位へアップしたKotlinの動きが興味深いとのコメントがある。また、当初成長が見込まれていたJulia、Hack、Rustが、今回は上位に食い込むことができなかったことも指摘されている。