ぐるなびは10月31日、仮想通貨「ビットコイン」の店頭決済サービスを、マルチ決済サービス「ぐるなびPay」のサービスとして提供を開始すると発表した。

「ぐるなびPay」は各種クレジットカード決済と、「WeChat Pay」のQRコード決済サービスに対応しており、モバイルPOSシステム「ぐるなびPOS＋」とも連携しているマルチ決済サービス。「ぐるなびPOS＋」は、タブレットに対応した飲食業向けのクラウド型モバイルPOSレジで、売り上げ、客単価、注文点数、注文商品を席単位で分析したり売上の管理ができるほか、勤怠・シフトの管理なども行うことができる。

ビットコイン決済のサービスでは、店舗側のぐるなびPay決済画面に表示される会計金額情報含むQRコードを、利用者のビットコインウォレットのカメラで読み取ることで決済処理が行われる。また、入金方法は決済時のレートに従った円建てで、ビットフライヤーの登録口座にて受け取るという仕組みだ。

同社では、まず、東京都内飲食店10店舗で順次試験的に先行導入し、2018年春を目途に全国への展開を目指す。導入店舗は、都内のぐるなび加盟店から先行申込みを受けた10店舗。