日本ユニシスは10月26日、日本ユニシスグループで支付宝(Alipay)のペイメントサービスを提供するキャナルペイメントサービス、ビットコイン取引所を運営するbitFlyerとともに、物販や飲食などのサービス販売時に仮想通貨ビットコインで支払いが可能となる決済サービスの導入を支援する事業を開始したと発表した。
同サービスは、3社のノウハウを合わせることで、ビットコイン保有者が持つビットコインウォレットアプリを利用して店舗の店頭に用意されたタブレット上のアプリに表示されるバーコードを読み取って支払いが完了するという仕組み。小売店は個別の決済履歴ページから精算処理の確認ができる。
店舗側のメリットとして、ビットコイン決済によって新たな集客が見込めること、クレジットカードやプリペイドカードの決済手段よりも利用料を抑えられること、キャナルペイメントサービスが提供する決済サービスを導入している小売店は、同じ端末でビットコイン決済も扱えるようになることを挙げている。
日本ユニシス、日本ユニシスグループのキャナルペイメントサービス、bitFlyerの3社は、キャナルペイメントサービスが決済サービスの提供を進めている小売店をはじめとして、ビットコインの決済サービスを全国の物販・飲食業の店舗に向けて、販売・展開していく。