インフォコムは4月3日、同社の提供するWeb-ERP「GRANDIT」のユーザー向けに、スマートフォンで入力できる経費精算クラウドサービス「G-tan経費精算」の提供を開始したと発表した。

「G-tan経費精算」では、顧客訪問など外出の多い営業部門において、SuicaやPASMO等の交通系ICカードに記録された利用履歴をスマートフォンで読み込み、「GRANDIT」に連携することで、経費精算ができるというもの。

スマートフォンやタブレットを利用することで、場所にとらわれず移動中のすきま時間も有効に活用できるため、働き方改革や残業時間の削減にも寄与することができる。

「G-tan経費精算」イメージ

提供価格は、経費精算申請件数が月100件を上限として月額4万円。同申請が100件増えるごとに2万円加算される仕組みとなる。

同社は今後、改正e文書法や電子帳簿保存の対応も視野に入れており、3年間で100社への導入を目指す考えだ。