東京都・日本橋のサイボウズ東京オフィスにて、起業家体験イベント「スタートアップウィークエンド(Startup Weekend)」を開催される。開催日時は4月16日18:00~4月18日21:00。

"起業家を生み出す場" スタートアップウィークエンド(Startup Weekend)

同イベントは、週末の3日間(54時間)を利用してアイデアを形にするための方法論を学び、スタートアップ(起業家)体験を行うもの。新規事業を立ち上げたい人、起業体験を積みたい人、仲間を集めたい人、スタートアップに興味ある人が一歩先へと歩みを進めるような週末体験を提供し、起業家精神を育成する機会へとつなげるという。同イベントでは、初日の夜に参加者のアイデア発表を行い、初日にハスラー・ハッカー・デザイナーと異なる役割を持つメンバーでチームを組む。ハスラーは顧客開発を、ハッカーは機能の開発を、デザイナーは使いやすいデザインを担当し、3日目の午後までに必要最小限のビジネスモデルを一気に作り上げるワークショップを行うということだ。このワークショップは2009年にアメリカで始まり、Googleやコカ・コーラにグローバルで支援を受けながら、これまで700都市で1,500回以上にわたって実施されている。日本では東京のほか、北海道から沖縄まで全国26以上の都市で開催され、都市毎に有志のメンバーでオーガナイズされているという。

同イベントは、今回のテーマを「Robotics」としており、イベント中は、日本の「ロボット」業界で著名な企業のCOOや代表取締役などがコーチや審査員としてアドバイスを行う。コーチにはメルティンMMI、TRYBOTS、日本マイクロソフト、プレンプロジェクト、キャスタリア、ハタプロが参加し、審査員には、ウィズグループ、ウィンクル、ロボットスタート、ユカイ工学が参加するということだ。また、同イベント初日には、ゲストスピーカーとして、全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」を開発したセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの坂根氏(代表取締役社長)、サイボウズの青野氏(代表取締役社長)が登壇する。そのほか、アイデア創発やプロトタイプ作りのヒントになる人気ロボット12種類以上、30台が会場に集結する予定となっている。なお、コーチや審査員、ロボットの詳細などはイベントホームページから確認できるということだ。

参加費は一般(通常)1万2,000円、学割9,800円(5食付)。初日のパーティ、ピッチ見学のみは2,500円、最終日の発表見学、パーティ参加のみは3,980円となっている。参加者数は100名(先着順)となっており、3日間の参加登録、及び最終日の優秀賞を決定する発表会観覧はいずれも専用ホームページより申込が可能となっている。