SOBAプロジェクトは1月16日、クラウド型Web会議「SOBAミエルカクラウド」にセミナーモード機能を搭載し、1月20日に提供開始すると発表した。

SOBAミエルカクラウドは、PC・スマホなどマルチデバイス対応のクラウド型Web会議サービス。デスクトップ共有やWebRTC版会議室搭載などの全機能が月額定額料金で利用できる。

今回搭載したセミナーモードは、多人数の視聴者に向けて映像や音声、PDF資料、PC画面などのコンテンツをリアルタイムに配信できるシステム。ユースケースとしては、企業の従業員向け研修や打ち合わせの聴講、会員向けのレッスン配信などに利用できる。

パネルディスカッション機能を利用すると、映像音声の配信者(配信者)が2名以上の時、視聴者側でディスカッションや打ち合わせ様子をリアルタイムに視聴することが可能になる。配信先の人数は無制限。

視聴者側に共有されるコンテンツは、配信者の映像・音声だけでなく、PDFやパワーポイントなどの資料、配信者のPC画面も共有できる。また、配信者の映像や資料、PC画面などは。表示画面上でパネルとしてそれぞれ独立して表示される。配信者側の画面には、個々のパネルに対して注目ボタンが配置されている。クリックすることで視聴者側には強制的にそのパネルが拡大表示される。

セミナーモード機能では、招待メール機能を強化し、CSV形式のファイルよりメールアドレスをアップロードすることが可能となった。ミエルカクラウドでは、アカウントを持たないユーザーに対し、48時間有効なゲストアカウントを付与できる招待メール機能を搭載している。セミナーモード機能では、多人数に向けて招待メールを配信することが予想されるため、招待メール機能を強化した。

セミナーモード機能は、ミエルカクラウド本体を契約していないユーザーも利用できる。

提供価格(税込)は、配信者が1ユーザーあたり5400円、視聴者が1ユーザーあたり1080円。最低契約ユーザーが10ユーザー(配信者1、視聴者9)