オージス総研は8月25日、同社の提供する統合認証プラットフォーム「ThemiStruct Identity Platform(テミストラクト アイデンティティプラットフォーム)」がMicrosoft Office 365(Office 365)との認証連携に対応したと発表した。

「Identity Platform AWS対応版」ロゴ

ThemiStruct Identity Platformは、クラウド、オンプレミスを問わず複数のサービス間でユーザー情報を連携し、シングルサインオン環境とID管理機能を提供。ソーシャルログイン機能を提供しているため、サードパーティが提供しているアカウントを用いた認証も行える。

「Identity Platform AWS対応版」サービス概要

今回のOffice 365に対応したことで、OutlookなどのOfficeクライアントを含めたID統合が可能になり、利用者の利便性を損なうことなくOffice 365のセキュリティを強化する。

また、Office 365標準の「ID・パスワード認証」に追加認証を設定することが可能で、許可されていない端末からのアクセス遮断や多要素認証の設定ができる。

さらに、Active Directoryフェデレーションサービスなどのサーバ群を追加構築することなく、Office 365とのID統合が行える。クラウドサービスとして提供されるため、初期投資抑制と中長期的な運用コストの抑制も可能としている。