freeeは8月17日、住信SBIネット銀行との入出金明細取り込みにおけるAPI連携を開始したと発表した。今回のAPI連携により、ユーザーはインターネットバンキングのログインID/パスワードを「クラウド会計ソフトfreee」に保存することなく、住信SBIネット銀行の入出金データを同期できるという。

以前から住信SBIネット銀行の口座を「クラウド会計ソフトfreee」に登録していたユーザーは、順次API方式へ切り替えとなる。新たに住信SBIネット銀行の口座を「クラウド会計ソフトfreee」に登録したユーザーについては、当初よりAPI方式でのデータ連携となるため、再設定の必要はないという。

freeeと住信SBIネット銀行では今回のAPI連携を皮切りに、「クラウド会計ソフトfreee」とインターネットバンキングの連携をベースとした振込手続き効率化サービスの共同開発も検討。従来の振込手続きでは、会計ソフト上で生成された振込情報のファイルをダウンロードし、別途ログインしたインターネットバンキングにアップロードする作業が発生してたが、この振込手続きに関するユーザーの工数をいかに削減していくか、今後方式を含めて具体化を図るとしている。