u-bloxは7月20日(スイス時間)、ISO/TS 16949に準拠した車載グレードの測位モジュールおよびセルラーモジュールとして、新たに「NEO-M8Q-01A」、「NEO-M8L-01A」、「SARA-G350-02A」、「LISA-U201-03A」の4モジュールを追加したと発表した。

NEO-M8Q-01AおよびNEO-M8L-01Aは、GPS、GLONASS、BeiDou、およびGalileoからの衛星信号を同時受信するマルチGNSSモジュール。NEO-M8L-01Aは-40~+85℃の温度範囲で動作し、NEO-M8Q-01はさらに+105℃までの温度範囲に対応する。

一方のSARA-G350-02Aは、グローバル・コネクティビティの提供を保証するクワッドバンドのGSM/GPRSデータおよび音声セルラーモジュールで、LISA-U201-03Aは5つのHSPA帯域帯に対応し、最大7.2Mbpsのデータ転送速度を提供するセルラーモジュールとなっており、いずれも-40~+85℃の温度範囲で動作する。

なお、4モジュールのサンプル出荷は8月以降、量産出荷は9月以降をそれぞれ予定しているという。

左から「NEO-M8Q-01A」、「NEO-M8L-01A」、「SARA-G350-02A」、「LISA-U201-03A」