オリックス・レンテックは7月14日、東陽テクニカ製の高速通信データ解析装置「Synesis Portable 10G」のレンタルサービスを開始したと発表した。
同製品は、ネットワークサービスを提供する通信業界や高品質のデータ通信サービスが求められる金融業界、ネットワーク化が進む自動車業界などにおける安定した通信環境の構築に活用されている。
10GbE(ギガビットイーサネット)の回線を流れるパケットを、取りこぼし無く連続で記録することができ、通信障害時に起こるパケットの欠落や伝達不順を測定し、解析することで、早期に障害の原因を特定することが可能となる。
主な製品概要は以下の通り:
- キャプチャポート:10G SFP+/1G SFP ×2
- キャプチャ対応I/F:10G Base SR/LR,1000M Base T/SX/LX
- キャプチャパフォーマンス:10Gbps
- キャプチャ容量:3.6TB
- システム構成:可搬一体型
- 重量:9kg
基準レンタル料(税別)は157万5000円で、運送料金が別途必要となる。