ソフトバンクは7月14日、テレマティクスサービスプロバイダー米Aeris Communicationsとの共同出資により、企業のIoTやテレマティクスの利活用、サービスの構築を支援する新会社「株式会社Aeris Japan」を7月1日に設立したと発表した。
両社は多様化、高度化する企業のIoTの利活用ニーズに対応したサービスを共同開発し、Aeris Japanを通して主に日本の企業向けに提供していくという。
新会社の出資比率はソフトバンクが51%で、米Aeris Communicationsが49%。なお、資本金は非公開。従業員数は40名程度だという。
提供を予定しているサービスとしては、モバイルネットワークからSIM管理、見える化、データ利活用、課金まで、エンド・ツー・エンドのサービスを構築、提供する「IoTワンストップサービス」プラットフォーム、リモートコントロールや車両モニタリング、eコールなど、Aerisの「テレマティクスプラットフォーム」を利用する「テレマティクスサービス」、フリートマネジメント、遠隔医療診断、遠隔監視、バスロケーションなど、さまざまなIoTのサービス用途向けに、アプリケーション・プラットフォームサービスを提供する「IoTソリューションサービス」がある。