NECとNEC Technologies India(NTI)は7月1日、NTI内にオープンソースソフトウェア(OSS)の技術支援専門の組織として「OSS Technology Centre」を同日に設立することを発表した。

今回、インドにOSSの専門組織「OSS Technology Centre」を設立して、まずはアジアパシフィック地域を中心としたグローバルでのサポートサービスを提供することで、各地域や現地法人の行うOSSを活用したシステム構築事業の推進に貢献する。

特に、クラウドやSDNなどの領域におけるOSSを活用したシステムに関して、支援体制の強化を図り、グローバルユーザーのみならず、日本国内ユーザーのグローバルにおけるOSSを活用したシステム構築などへの迅速な支援を実現する。

また、OpenStackをベースとした開発において、SDN/NFVなどのネットワーク関連、コンテナ・PaaSといったアプリケーション基盤関連の新規機能開発を積極的に進め、OSSコミュニティへ提供する。

そのほか、ソフトウェア開発やサポート対応力などの基本スキルに加え、OSSに関するコミュニティ活動やOSSソリューションアーキテクトとしての実績・スキルを有する要員約50名の体制で活動を開始する。