静岡大学(静大)は6月8日、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの放出が今年夏以降に予定されている超小型衛星「STARS-C」を公開した。
同衛星は、静岡大学工学部機械工学科 山極芳樹教授、能見公博教授らの研究グループが開発したもので、一辺10cmの正方形の2つの衛星をテザーと呼ばれるケーブルで繋いだ構造になっている。
同研究グループによると、将来の宇宙エレベーターなどにとって重要となる「テザー展開技術」を宇宙で実証し、データを得ることが衛星の目的であるとしている。
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