静岡大学(静大)は6月8日、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの放出が今年夏以降に予定されている超小型衛星「STARS-C」を公開した。
同衛星は、静岡大学工学部機械工学科 山極芳樹教授、能見公博教授らの研究グループが開発したもので、一辺10cmの正方形の2つの衛星をテザーと呼ばれるケーブルで繋いだ構造になっている。
同研究グループによると、将来の宇宙エレベーターなどにとって重要となる「テザー展開技術」を宇宙で実証し、データを得ることが衛星の目的であるとしている。
阿蘇山や米ディズニーランドなど、QPS研究所の新衛星がとらえた初画像公開
トランプ政権、万博出展、はやぶさ2不調……JAXA新年度会見で山川理事長が語ったこと
名大など、未解明だったブラックホールの相対論的ジェットの噴出条件を解明
アクセルスペースが新衛星発表、“日本の6倍の面積”を1日で撮影 検証機披露も
北極の海氷面積、人工衛星による観測史上最小に。JAXA・極地研発表
無限に広がる大宇宙や話題のドローンといった航空関連に関わる情報やトレンド、ホットなニュースを毎日更新。ロケットや人工衛星、宇宙飛行士、天文観測、ドローン、エアレースなど、身近な話題から素粒子やダークマター、重力波といった、最新科学の話題まで、詳細な説明付きで紹介します。