安川電機は6月1日、歩行障害者を対象とした「足首アシスト装置」の販売を開始したと発表した。
同装置は、足圧センサの情報をもとに、歩行に求められる足首の底屈・背屈の動きをモータで補助することで、歩行時の底屈背屈動作のアシストを行うというもの。腹部に約1kgのコントローラ、足部に約1kgのモータ付装具を装着して利用する。
コントローラによるモータ制御により、軽い足の振り出しが可能で、対象者の歩行状態に合わせて、足関節の底背屈角度やタイミングなどを調整することができる。
なお販売は、足首アシスト装置の改良に向けた実証実験に協力できる施設を対象にしており、納品開始は2017年2月からを予定しているという。