メルセデス・ベンツ日本は2月8日、新型SUV「GLC」の販売を同日より開始すると発表した。

「GLC」は2008年に誕生した「GLK」を前身とし、今回のフルモデルチェンジにより、メルセデス・ベンツのセダン「Cクラス」と同等の安全/快適装備を備えるとともに、車種名についても、メルセデスのSUVモデルを表す「GL」と車格を表す「C」を組み合わせ、「GLC」に刷新した。

ボディサイズは、全長4660mm(GLC 250 4MATICの数値)、全幅1890mm、全高1645mmとCクラス同様日本の道路事情や駐車場事情において扱いやすい大きさとなっており、大きく切れるステアリングによって最小回転半径は5.7mを達成している。なお、ステアリング位置は右ハンドルに設定されている。 また、ボディの空力最適化により、Cd値0.31という空力特性を実現した。

パワートレインでは、最高出力211PS/155kW、最大トルク350Nmの2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを採用。トランスミッションには、9速オートマティックトランスミッション「9G(ナイン ジー)-TRONIC(トロニック)」を組み合わせた。先代GLKの3.5リッターV6エンジンと比べて大幅にダウンサイジングしたことにより、燃費は13.4km/L(JC08モード)と約15%向上した一方で、最大トルクはほぼ同等の350Nmを確保している。

価格は628万円~745万円で、全モデル新エコカー減税の優遇(重量税、取得税 )を受けることができる。