CLUEは11月9日、ドローン用データ管理クラウドサービス「DroneCloud」の提供を開始したと発表した。

同サービスは、業務で発生するプロジェクトや取得したデータ、飛行ログ、プロジェクトに関わる機体やメンバーなどを一元管理できるクラウドサービスで、空撮、建設、測量、インフラ点検、災害活用、農業などの産業分野での利用を想定している。

「データ管理」機能では、ドローンによって得られた写真や動画、飛行計画書やプロジェクト概要などの書類をクラウド管理・共有することが可能。「飛行ログ管理」機能では、飛行を実施するごとに、飛行させた場所や日時、当日の天候や利用した機体、操縦者などの記録しておくべきデータを一元管理してプロジェクトメンバーに共有できる。「機体管理」機能では、業務で利用するドローンの種類をはじめ、飛行時間や利用の可否などの管理が可能で、各機体のメンテナンス履歴も記録しておくことができる。

「DroneCloud」飛行ログ管理画面イメージ

ストレージ容量やダウンロード容量に応じて、月額料金9800円のBASICプラン、4万9800円のPROプラン、9万9800円のBUSINESSプランが用意されている(価格はいずれも税込)。

同社は今後、クラウド上でのデータ加工ソリューションの提供や、各メーカーの機体のAPIやSDKとの連携による飛行データのシームレスな収集、および国内の航空法改正に伴うドローンの業務活用時の飛行禁止区域の確認や事前の許可申請、機体の登録といった煩雑なワークフローのサポートシステムの構築を実施していく予定だという。