オプティムと、医療情報のプラットフォームを提供するMRTは9月2日、IT医療・ヘルスケア分野にて業務提携を行い、同分野における新たなサービスを両社で創造していくことを発表した。

オプティムの持つ画面共有をベースにした遠隔支援技術とMRTが培ってきた医療情報および医師、医療機関のネットワークを組み合わせることで、健康に関する心配ごとを、遠隔地にいる医療の専門家に簡単に相談できるサービス「ポケットドクター」を両社共同で構築していくという。

「ポケットドクター」サービスイメージ

このサービスは、スマートフォンなどのスマートデバイスのカメラを利用して、顔色や患部の状況を医師と共有することができ、より専門的なアドバイスを受けることができるような仕組みだという。心配ごとがあっても多忙で医療機関に赴くことができないといった方や、医師不足に悩む地域、日本の医師に直接相談できない海外滞在期間中、すぐ医療機関に行くべきか迷うような場合などに、短時間で気軽に相談を行うことができるサービスだとしている。

サービスの具体的な内容や提供開始時期は、あらためて発表される予定だ。