Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies

Net Applicationsから2015年7月のデスクトップOSシェアが発表された。7月はWindowsがシェアを落とし、Mac OS XとLinuxがシェアを増やした。この傾向は長期にわたって継続しているが、変化はごくわずかなもので、Windowsは依然として90%以上のシェアを確保するなど、デスクトップ・オペレーティングシステムとして支配的なポジションにある。

バージョン別に見るとWindows 7、Windows 8.1、Windows 8、Windows XPがシェアを落とし、逆にWindows VistaとWindows 10がシェアを増やしている。すでにサポートが終了しているWindows XPのシェアは11.74%と1割を超えているうえ、Mac OS X全体のシェアよりも割合が高い。

Mac OS Xでは順調により新しいバージョンへの移行が進んでいる。古いバージョンが残り続けるWindowsと異なり、Mac OS Xは移行がスムーズに進む傾向があるようだ。Microsoftは7月末にデスクトップ向けオペレーティングシステムの最新バージョンとなるWindows 10を公開した。8月以降、Windows 10のシェアの変化にどのような傾向が見られるのかが注目される。

2015年7月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2015年7月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2015年7月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2015年7月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 90.66% 90.85%
2 Mac 7.66% 7.54%
3 Linux 1.68% 1.61%
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 7 60.75% 60.98%
2 Windows 8.1 13.09% 13.12%
3 Windows XP 11.74% 11.98%
4 Mac OS X 10.10 4.74% 4.54%
5 Windows 8 2.77% 2.90%
6 Windows Vista 1.84% 1.62%
7 Linux 1.68% 1.61%
8 Mac OS X 10.9 1.32% 1.44%
9 Mac OS X 10.6 0.52% 0.54%
10 Mac OS X 10.7 0.43% 0.43% =
11 Mac OS X 10.8 0.41% 0.43%
12 Windows 10 0.39% 0.16%
13 Mac OS X 10.11 0.10% 0.03%
14 Mac OS X 10.5 0.09% 0.10%
15 Windows NT 0.07% 0.08%