リアルタイムCDNを提供するFastlyは7月31日、ソフトバンクとパートナー契約を締結し、Fastlyの次世代CDNサービスを日本で販売するとSoftBank World 2015で発表した。

パートナー契約に基づき、日本の顧客向けのFastly CDNサービス運営はFastlyが提供する。ソフトバンクは、国内における主要販売会社として、導入サービスやサポートを提供する。

Fastlyは、企業にコンテンツ配信の完全なコントロール、リアルタイムアクセス解析、頻繁に更新されるコンテンツをエッジでキャッシュする機能を提供するCDN(コンテンツ・デリバリ・ネットワーク)。

米Fastlyは100%子会社であるファストリーを設立し、日本国内でのプレゼンス強化を行っており、ファストリーのチームはマーケティング、セールスサポート、カスタマーサポートなどを行う。

また、大阪にもPOP(Point of Presence:配信拠点)を開設し、日本におけるインフラストラクチャも拡張している。