日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は5月18日、五光物流とUASインテグレーターであるブルーイノベーションの協力を得て、茨城県つくば市に「物流飛行ロボットつくば研究所(JUIDA 試験飛行場)」を開設すると発表した。
JUIDAは、国際競争が激しい無人航空機の研究開発支援、人材育成を行うには、全国各地に開発機のテスト飛行や操縦者のトレーニングを行うための試験飛行場を用意することが重要と考え、JUIDAの全国第1号の試験飛行場として、「物流飛行ロボットつくば研究所」を開設したとしている。
同研究所開設にあたって、五光物流が社有地を提供、管理業務を担うとともに、ブルーイノベーションが運営・技術協力を行う。
利用対象は、「マルチコプター開発メーカー、研究機関」「商用マルチコプター操縦者」「JUIDA 理事会が適切と認めた個人または団体」となっている。利用条件は、現在、準備中とのこと。
同日に行われたデモンストレーション飛行では、ブルーイノベーションと産業技術総合研究所とが協力して開発した新型のマルチコプターが用いられた。新型マルチコプターは従来のマルチコプターと比べ、積載重量が大幅に向上しているほか、飛行時間が延びているという。