ミランティス・ジャパンは4月7日、日本国内のクラウドシステム開発者や運用者向けに、OpenStackの実践的なトレーニング「OpenStack Bootcamp」を5月26日より提供開始すると発表した。
OpenStack Bootcampは、OpenStackに関連する知識やスキル取得を目指すITプロフェッショナルのために設計された3日間のハンズオンを含むコースとなっている。コミュニティに関する基礎知識から始まり、アーキテクチャ、各コンポーネントの役割、全体の構成や相互作用を理解し、OpenStack管理者が必要とされる基礎知識の習得を目指す。
トレーニングは最大15人までの小規模なクラスで行い、各受講者にデモ/テストのためのセキュアなOpenStack環境を提供。最初は使い慣れたGUIベース・ツールを使用し、次にsshやコマンド行でのインタラクションも行う。受講条件は、Linuxコマンドラインの使用経験、仮想化概念の理解、ネットワーキング概念の理解があること。受講料は22万円(税抜)となっている。
また、上記の3日間のハンズオントレーニングに、OpenStack管理者認定試験を組み合わせたコースも提供される。トレーニング終了後の4日目に3時間のハンズオン試験を行い、OpenStackを使用してプライベートクラウドを作成、構成、管理する能力を確認する。試験合格者にはプロフェッショナル・レベル認定資格が提供される。受講料は27万円(税抜)。
さらに、セールスエンジニアやプロジェクトマネージャ、事業開発者向けに、合計約8時間の講義とハンズオンによりOpenStack技術の概要を理解できる1日コースも用意されている。受講料は7万円(税抜)。